おもしろいです3
おもしろいのはこの物語のなかで、コールテンくんがたびたび繰り返す「ぼく、ずっとまえから○○したいなあっておもってたんだ」というひとり言です。
これは子どもの気持ちをとてもよくとらえていて、読者の子どもの共感をかきたてます。
気持ちが通いあうことは、相手の気持ちを感じとることであり、また自分の気持ちにも気づくことです。
触れたり撫でたりして手をだせぬ機械的な映像体験では、子どもの人としての感情は深まりません。
絵本は大人と子どもとが一緒に手でページをめくり、読み手の語る言葉で子どもを抱いて、楽しみを共にすることが最高なのです。